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家族滞在ビザで就労することはできるのか?アルバイトはどうか?

「家族滞在」ビザを持っている方が正社員やアルバイトで働きたいと思うこともあるかと思います。もしくは、外国人を採用しようと考えている企業の方で、その外国人の方のビザが「家族滞在」であるという場合があると思います。

まず、家族滞在ビザは「技術・人文知識・国際業務」や「技能」などの就労系ビザをもって在留する者の扶養を受ける配偶者又は子に与えられるものです。

就労ビザで在留する人が家族を呼びたい場合等に、その家族のために取得するようなビザですね。

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家族滞在ビザで働ける条件

そして、原則として「家族滞在」ビザでは就労活動は認められておりません。

しかし、「資格外活動許可」を得ることができれば、原則週に28時間以内のアルバイト等をすることが可能になります。

ということは、「家族滞在」ビザでは正社員として働くことはほぼできないです。

家族滞在ビザから就労ビザへの変更

では、仮に「家族滞在」ビザでアルバイトをしていた人がその企業の人から気に入られるなどして、正社員としての採用を打診された場合はどうすればいいでしょうか?

結論としては、もしその方が大学を卒業していて、且つ、その職務に大学の専攻と関連性があれば「技術・人文知識・国際業務」に変更して働ける可能性があります。

もし、大学を卒業していない場合は正社員として働ける可能性は低くなります。

職務内容によっては、大卒でなくても、実務経験が3年以上だったり、10年以上だったり、可能性がある場合もあるにはあります。ただ、個別に確認が必要ですのでここでは一概には言えません。

まとめ

家族滞在ビザの就労についてまとめると、以下のようになります。

資格外活動許可を取得すれば週28時間以内のアルバイトなら出来る可能性が比較的高い。

正社員になりたい場合は、大学を卒業していないと難しい場合が多い。

要件についても、個別に判断する必要があります。

資格外活動許可の申請手続きがわからない場合や、家族滞在ビザから就労ビザへの変更の可否等、専門家の判断が必要な場合も多いと思います。当事務所で相談も承っておりますので、何かあれば遠慮なくご連絡いただければと思います。

細やかにヒアリングさせていただき、お困りごとを解決致します。

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